ここではPCではなく、なぜiPhonでのDTMをおすすめするかという理由を3選ご紹介します。
結論から言うと、
1.すぐに始められる
2.スキマ時間にできる
3.どんな場所でもできる
という理由からです。
具体的な理由については、以下説明していきます。
1.すぐに始められる
iPhoneさえあれば始められる
DTMはDesk Top Music の頭文字から来ており
厳密にはiPhone はDTMとは呼びません。
DTMはそもそも和製英語で海外では
”コンピュータミュージック”
と呼ぶそうですが、定義がない以上「iphoneで作曲する」と書くのは味気ない上、しっくりこないので、このブログ内ではiPhone DTMと表記しています。
一般的にはDTMを行うにはもちろんPCが必要であり、それなりのスペックのPCが必要となります。
一方、他の記事を読んで頂ければわかる通り、iPhone DTMはiPhoneさえあれば、それだけでDTMの作業全てを完結させることが可能です。
しかも少し古い型のiPhoneでも十分アプリは機能してくれます。
2016年発売のiPhone SE(第1世代、iphone7と同時期)を使っても、普段使っている2020年発売のiPhone 12miniにも引けを取らない性能だと思います。4・5世代前ぐらいなら全く問題なしという感じでしょうか。
また、大体2年~4年置きに切替をする人がほとんどだと思いますので、iOSのアップデートさえすれば最新のアプリにも常に対応可能です。
無料のアプリが多数、有料アプリも安価
iPhoneDTMの無料アプリの代名詞としてよく知られているGarageBandは、作曲用ソフトとして2004年にmac版でリリースされ、iPhoneでは2011年から当初有料アプリとして登場しました。
その後2013年から無料になり、iPhone購入時から付属するアプリとして10年以上経っています。
ちなみに、私自身はGarageBandのUI(操作性など)がどうしてもとっつきにくくおすすめはしていませんが、このGarageBandはプリセットで入っている音源やプラグインも多数あります。
そのように曲を完成するために必要なものはすべて揃っているため、実際無料というにはあまりも高機能なアプリだと思います。
また、その他iphoneで使用する有料アプリに関しても、DAWはPCだと数万円するようなものでも、モバイル版では数千円で手に入ったり、プラグインアプリ(iPhoneで言うAUv3やinter-app Audio App)も数百円でも便利なものが多数存在したりします。
自分はある時までDTMにお金をかけることにためらいがあり、有料アプリを普段あまり購入することもありませんでした。
が、酒好きの自分があることに気づいてしまいました。
それは
「飲み会に1回行けば(3000~5000円)、こんな高機能のアプリ(1000~2000円)を2つも3つも買える」と。全ての買い物に当てはまる真理ですが。
1000円も出せば面白いアプリが本当にたくさん見つかると思います。
ぜひ今後いろんなアプリを紹介していきたいと思います。
2.スキマ時間にできる
まとまった時間なんて有り得ない
自分は30代の2児の父親で、普段はしがないサラリーマンとして生きています。朝は身支度を簡単にすれば、すぐに家を出て駅に着くと電車に揺られ、会社につくと昼休み以外はただひたすらにタスクが終わるまで仕事をし続ける。
仕事が終わればまた電車に揺られ、家に帰りつく。
ご飯を食べて風呂に入って片付けをするともう寝る時間。
そんな生活の中でまとまった時間となると、当然家族が寝静まった夜中しかありません。あまり夜更かしをすれば次の日の仕事に影響が出るので、
ほどほどしか家ではDTMができない。
そんな生活を送る中で、DTMという自分の為に使える贅沢な時間を取る方法として、「スキマ時間にやる」という選択肢があるのは、DTMの時間を確保したい人からすると革命に近いと思います。
スキマ時間は意外と存在する
DTMをする音楽好きの皆様なら共感して頂けると思いますが、自分は常に何かしらの音を聞いていたい性質(たち)です。
外で一人で過ごしている中で店員さんと話をするとき以外はずっとイヤホンで音楽を聴くかYouTubeの音声を聞き続けています。
そうすると、外で座っている時間や電車に揺られているとき、お昼休みのほんのひととき等、5分以上のスキマ時間は意外と色んな所で取れると思います。
そんな時にやるとすればスマホを取り出して、見ようとも思わないニュース、ジャンクな情報しか入ってこないSNS、やることがなくしょうがなくする暇つぶしのゲーム等々…
そんな、無駄だと感じながら過ぎる時間をすべてDTMに捧げられます、iPhoneDTMという選択肢があれば!
なんと素晴らしい時間の使い方でしょう、と思うのは自分だけでしょうか。
3.どんな場所でもできる
最強のDTMスペース「電車内」
自分は毎日通勤に電車を使っており、片道1時間弱、往復で2時間超えです。
同じように電車に乗っている間に皆様がすることと言えば何があるでしょうか。
自分は読書も好きなので、一概に言えませんが、きっとiPhoneを片手にSNSやYouTubeやNetflixで動画を見るか漫画を読みながら吊革を握っていることでしょう。
iPhoneDTMという選択肢があれば、通勤時間の長い電車内は、サラリーマンにとっては一番自分の時間を確保できる持って来いの場所。
つまり、「電車内」を最強のDTMスペースに変えてくれるのがiPhoneDTMというツールというわけです。
家に帰らないと、頭に流れているあの音を再現できない、、今頭に流れているフレーズがもったいない、、モヤモヤする音の断片を形にしたいけどできない、、という悩みもすべて解消できるでしょう。きっと。
知らんけど。
まとめ
ということで、iPhoneDTMという選択肢をなぜここまでおすすめするかを改めてまとめてみました。
1.すぐに始められる
2.スキマ時間にできる
3.どんな場所でもできる
iPhoneDTMは時間と場所を忘れて作曲のできる素晴らしいツールだと思います。
他の記事でもiPhoneDTMについて色々解説していますので、是非ご覧ください。ここまでお読みいただき、大変ありがとうございます。